Stockholm Pass

ストックホルムの公共交通機関とパス

All-Inclusive Pass には観光バスと観光ボートが含まれますが、Tunnelbana(地下鉄)やバスの乗車券は含まれません。この商品でもっとも誤解されやすい点です。

パスに入っているもの、入っていないもの

経験上、この区別がいちばん誤解を生みますので、先にはっきりさせておきます。

All-Inclusive Pass に含まれるものは、Stockholm Hop-On Hop-Off BusStockholm Hop-On Hop-Off Boat です。どちらも観光用の商品で、見どころを順に回る固定の周遊ルートを、解説つき、観光客向けの間隔で走ります。これに加えて、遊覧船そのものも対象です。運河クルーズ、群島クルーズ、Drottningholm への航路です。

含まれないものSL、つまりストックホルムの人たちが日常的に使う乗り物すべてです。Tunnelbana、市内バス、近郊へ向かう Pendeltåg、トラムの各路線、そして水の上を結ぶ Pendelbåtar です。これらには専用のチケットが必要で、SL のアプリで購入できます。博物館の島へ渡る Djurgårdsfärjan も、パスの商品ではなく SL の商品です。

チケットがなくても回れる場合

ストックホルムの歴史的な中心部はコンパクトです。Gamla Stan の Stortorget から Storkyrkan と The Royal Palace を経て、Norrbro を渡って Kungsträdgården まで道が続きます。Riddarholmen Church はそこから少し西へ寄り道した先です。どちらも無理なく歩けます。Stortorget の Nobel Prize Museum、宮殿の地下の The Royal Armoury (Livrustkammaren)、The Museum of Mediterranean and Near Eastern Antiquities もこの徒歩圏にあり、3館とも All-Inclusive Pass の対象です。

Stockholm Hop-On Hop-Off Bus はそれに加えて主要な停留所を押さえ、Djurgården にも向かいます。観光としてひと回りするだけなら、運行ダイヤに合わせられる限り、これで足りることも多いです。

チケットが必要になる場合

中心部を離れると、チケットなしでは骨が折れます。そしてストックホルムは、思っているより早く中心部を離れることになります。

  • Djurgården は、The Vasa Museum、Skansen、Gröna Lund Amusement Park、Nordiska Museet、Vrak、The Viking Museum、SPRITMUSEUM、ABBA The Museum を抱え、市内でもっとも目的地が密集しています。中心部から歩いて渡ることもできますが道は長く、多くの方はトラム、バス、または Djurgårdsfärjan を使います。
  • Fotografiska と Södermalm の展望スポットは水門の向こう側、SkyView Stockholm は Johanneshov の Avicii Arena にあり、ずっと南です。
  • Lidingö の Millesgården Museum、北東部の TekniskaThe National Maritime Museum、Frescati 近くの Swedish Museum of Natural History は、いずれも Tunnelbana かバスでの移動になります。
  • Drottningholm PalaceGripsholm CastleSkokloster Castle、Södertälje の Tom Tits Experiment、そして The Gustavsberg Porcelain Museum は市の外です。パスに含まれる遊覧船で行けるところもありますが、Pendeltåg、バス、車でしか行けないところもあります。

実際のところ、2日以上のパスを取って旧市街の外の目的地も回るなら、SL のチケットは最初から計画に入れておくべきです。金額そのものは大きくありませんが、パスと個別チケットを比べるときには計算に入る項目です。料金のページの試算の例でもこの点を織り込んでいます。

空港は別の話です

Stockholm-Arlanda から市内への足は、パスにも通常の SL 市内チケットにも、そのままでは含まれていません。Arlanda Express は独立した商品で、空港バスも同じです。Arlanda 経由の Pendeltåg でさえ、空港の駅では追加料金がかかります。ヘルシンキやタリンからフェリーで到着する方は Värtahamnen で下船しますので、そこから市内へ向かう最初の移動にも、やはり SL のチケットが必要です。

2つのタイプ

どちらのタイプにも公共交通機関は入っていません

All-Inclusive Pass にも Essentials Pass にも、SL のチケットは含まれていません。

公共交通機関についての質問

Stockholm Pass は Tunnelbana で使えますか+

いいえ。SL の Tunnelbana、市内バス、Pendeltåg、Pendelbåtar はいずれも含まれていません。All-Inclusive Pass に入っているのは Stockholm Hop-On Hop-Off Bus と Stockholm Hop-On Hop-Off Boat で、どちらも決まった周遊ルートを走る商品です。乗車券とは性質が違います。

そもそも交通機関のチケットは必要ですか+

Gamla Stan、Norrmalm、Södermalm の一部だけであれば、歩いて回れる距離ですので必要ないことも多いです。ただし Djurgården、Lidingö、郊外の宮殿まで足を伸ばすとチケットなしでは不便で、対象の観光スポットの多くはまさにその方向にあります。

Djurgårdsfärjan は含まれますか+

いいえ。Djurgården へ渡るこのフェリーは SL の路線網に属し、通常の交通機関のチケットで乗るもので、パスの対象ではありません。Stockholm Hop-On Hop-Off Boat は別の商品でパスに含まれますが、運航は観光向けのダイヤで、通勤船のような頻度ではありません。

空港から市内へはどう移動しますか+

パスでは移動できません。Arlanda Express、空港バス、Arlanda からの Pendeltåg はいずれも独立した商品で、どちらのタイプにも含まれていません。

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入場はパスで、移動は別に

パスの元が取れるかどうかを決めるのは観光スポットで、移動ではありません。交通機関のチケットは別に買います。